工場などで使われる工業薬品の開発です。現在は既存の分野で培った技術を応用し建材などに使われる薬品の合成を行っています。
先輩方の過去の知見や報告書などから様々な条件を検討して合成を行い、合成した薬品を分析・評価します。合成するときの温度や時間などの条件を変えていきながら、全体像を少しずつ把握していくのが研究職の仕事です。
研究テーマについてはミーティングで方針を決めた後、実際に実験に入ります。実験を重ねていくと、ある程度結果を予想できるようになっていくのですが、予想外の結果が出ることも多いです。しかし、経験を重ねていく度に自身の知識が増え成長を感じやりがいに繋がっています。
また、実際にお客様のところへ赴いてニーズや市場の調査を行ったり、トラブルが発生した際には現場に足を運び対応するなど、研究所での実験に終わらない領域を担当します。他にも研究の合間に報告書をまとめたり、お客様に提示する資料を作成したりと、その仕事は多岐にわたり大変ですが、その分大きなやりがいを感じます。
入社半年で研究テーマについての進捗を社長に報告する機会をいただきました。とても緊張しましたが、社長の質疑に対応して納得していただけたので、ホッと胸を撫で下ろしました。研究を進めてデータを採取していくだけでなく、いかにそれをわかりやすくアウトプットできるかも重要であることを実感した仕事でした。
まだ入社から日が浅く現時点では私が携わった研究を完成・製品化するまでには至っていません。製品化させたものを実際にお客様の現場で使用してもらうことが現在の目標です。将来的には自分が開発した製品やノウハウを様々なマーケットに展開してみたいと思っています。
出社。メールチェックし、1日の流れを確認。
実験。薬品を調製したり分析したりと内容は様々ですが、基本的に実験がメインです。
昼食。グループの人と会社で頼める仕出し弁当を毎日食べます。リーズナブルで栄養バランスも良いので気に入っています。
グループミーティング。1週間の行ったことをグループ内で共有し、意見交換をします。また、実験データを踏まえ、その後の方針を検討します。
実験。午前に引き続き、実験を行います。
データ整理・報告書作成。1日の実験データをまとめ、整理します。
片付けと翌日の実験準備を行います。
退社。
学生の頃から、絵を描くことを続けています。ウォーキングの趣味とあわせて、歩きに行った先で良い風景を見つけたらイメージを沸かせて絵を描くこともあります。絵を描くときはそれに集中するためリフレッシュにもなるので、今後も続けていきたいと思っています。